コンパクト機器設計

弊社の特徴の一番目、「魚いきいき」に結局はつながるのですが、

機器類をコンパクトにすることで、ろ過槽スペースを可能な限り大きく出来ます。

その為、水のろ過能力が向上し魚がいきいきとします。

1.水槽架台設計の考え方

当社の水槽の架台の多くはステンレスアングルを使って製作しております。

活魚水槽ステンレス架台
活魚ステンレス架台です。

上の水槽架台画像見ていただいてお気づきかと思いますが、冷凍機を載せる部分を設けております。

これは冷凍機をの下にポンプをレイアウトすることで、ろ過槽の幅を大きくとるためです。

次の写真は水槽、機器類全てセットして納品させていただいた時の画像です。

ステンレス架台を使った活魚水槽仕上がり画像
機器類をセットして完成した活魚水槽です

次に他社様の水槽の写真掲載します。

(1年経過後、移設の依頼をされたが、連絡がとれなくて、結局当社で移設することになったの水槽です)

ご注意!当社の活魚水槽ではありません。
ろ過槽スペースが半分以下に

ろ過槽が半分以下になってます。循環ポンプも冷却用と循環用の2台、手前に見える冷凍機の裏に置かれてて、真ん中にはプロテインスキマーを置かれてます。

プロテインスキマーを利用された水槽だったのですが、お店の方が小まめに汚れた泡を捨てて、メンテされてたら、それはそれで威力を発揮しますが、

今までプロテインスキマーを使った活魚水槽で長く、正常に動作しているところ見たことありません。(正常に動作してたら当社に連絡ないですしね)

熱帯魚が趣味の方なら、メンテナンスも楽しいと思いますが、

飲食店で業務用なので、店長様や設備担当の方が変わると維持管理が難しくなります。

「マイクロバブルを使ったろ過」なども同じ方式で、気泡にゴミを吸着させて取り除く方法です。

ですが、単純なウェットろ過槽で、ろ材をしっかり入れるのが一番上手く機能しているように、思います。(一応活魚水槽長くやってるので...)

移設後、半年が経過して「海水が黒く濁るんんだけど」とオーナー様から連絡が入り、おそらく活性炭が劣化して、オーバーフロー下水に叩かれて、黒い粒子が出てきたと考えれる為、ろ材交換をお願いしました。

 

遠方の業者様から購入された活魚水槽(元は活イカ水槽)だったそうですが、何度か電話されても、出られないそうです。

 

当然、コールバックもないと聞いてます。最近入れっぱなしおの水槽業者の方増えているような気がします。

2.オリジナル活魚水槽用クーラー(冷却機)でコンパクト化

2000年頃までは、国産の冷凍機(コンデンシングユニット)を使い、主にチタン管投込式冷却方式で納品するケースが多数でした。

しかし、韓国製のKDA-500、KDA-500Sといった冷水ユニットになった製品が激安で世に出回り始め増しが。

記憶では当時400Wクラスの冷却機で10万円程度で購入できたように思います

アクリル水槽製造業の方や、熱帯魚水槽設備から活魚水槽を受注してる方々にとっては、冷凍機技術者に冷却部分を依頼しなくても、活魚水槽が製造できるようになったので、これら製品の登場は当社のような冷凍機業界出身の活魚水槽設備業者にとってはダメージが小さくありませんでした。

また、いつも面倒だと思ってたのが、活魚水槽が夏場冷却不良を起こした場合、圧力計、冷媒ガス、測り、ガス漏れ検知器、場合によっては真空ポンプ、溶接機、ものすごい量の道具を持っていかないと修理出来ない場合が多々ありました。

それはチタン管投込み式冷却だから、前述の韓国製冷水ユニットのように、水配管だけで、工具なしで外して持ち帰ってから見るということが出来なかったのです。

活魚水槽の冷却機のコストやメンテナンス性の問題をなんとか解決しようと、2006年くらいから真剣に考え出しました。

まず、手始めにコストが高いチタン管をなんとか安く仕入れることが出来ないか、国内チタン管メーカーの方に相談したのですが、価格が合いませんでした。

そこで、海外に活路を見出し、中国でチタン管を小ロットで製造してもらうことに挑戦し始めました。それが2007年からのことです。

 

 

中国で作ってもらい、仕入れたチタン管熱交換器
中国で製作したチタン管
加工した塩ビVU150パイプ
完成したチタン製シェルアンドコイル式熱交換器
接着溶接して完成

当初は中国でオリジナル冷却機(冷水ユニット)、いわゆる熱帯魚用、活魚用クーラーを製作依頼かけて、日本に持ってくるつもりでしたが、やはり品質に問題がありました。

ガス漏れするし、電線細いし、外装傷だらけでとくし...

結局、日本に届いてから、すべて組みなおす羽目になりました。

それもこれも冷凍機の技術があるのでなんとかできましたが、直す技術がなかったらすべてゴミになってました。

現段階で、結局一番コアな部分のチタン管だけ中国でお願いして、あとは国内で調達するようになりました。(とは言っても国産コンプレッサーだけはもう難しくなってきてますが...)

 

上記のように、自社でそれぞれ仕入れた部材を使い、なるべくコンパクトに設計したオリジナル冷却機、活魚水槽用クーラー(冷水ユニット)のサイズは

 

幅 × 奥行 × 高さ  330 × 400 × 380   (mm)

(サーモスタット除く本体のみ寸法) 

 

と400Wクラス国産メーカーコンデンシングユニットで比較的コンパクトな東芝製と比較しても小さくなってます。

 

因みに東芝コンデンシングユニットサイズ CAM50JS-T

 

幅 × 奥行 × 高さ  350 × 475 × 236    (mm)  

 

これに熱交換器(チタン製チラータンク)を付けたらもっと大きくなります。

 

また、市販されていて結構よく使われている

韓国製冷水ユニットKDA-501SAのサイズが

幅 × 奥行 × 高さ  400 × 420 × 380    (mm)  

 

ゼンスイさんのZRC-400Bが

幅 × 奥行 × 高さ  385 × 465 × 397    (mm)  

 

自社オリジナルを使わないと幅がどうしても大きくなります。

その為、ろ過槽幅が小さくなってしまいます。

 

オリジナル活魚水槽用冷却装置(冷水ユニット)画像

正面(吸込側)
500W活魚水槽熱帯魚用クーラー、冷水機、冷凍機
背面U圧縮機、熱交換器I
右側面
左側面

投込み式冷却方式を採用している場合は、交換するのは難しいですが、通水式、水配管で接続されている冷水ユニットなら、交換可能な場合もあるので、お気軽にご相談下さい。

 

ただし、冷水ユニット(活魚水槽用クーラー)のみの販売はしておりません。交換も含めたお付き合いさせていただきたいと、考えております。